たけブログ

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仮面ライダーエグゼイド 総括 〜命の物語〜

どうも「たけ」です。

 

遂に「仮面ライダーエグゼイド」が終わりました。エグゼイド最終回前に色々な方が言ってた「エグゼイドロス」。最初はピンと来ませんでしたが、最終回を見終わってなるほどこれが「エグゼイドロス」かと実感しています。なんというか、寂しいっていうか、当たり前のようにあったものが無くなるってこういうことなんですね。

 

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最初にエグゼイドを見たのは、アメトークの「仮面ライダー芸人」でした。まず最初に見た瞬間、「何者だこいつは!?」と。そこにいたのはこれまでの仮面ライダーとは恐ろしく違い、仮面ライダーと呼ぶにはあまりにもかけ離れた、「2等身の物体」でした。まず髪の毛があり、目があり、2等身であり、もはや仮面ライダーらしさなど欠片もないデザインから、こんなに「仮面ライダーらしい」物語が出来上がったのは「命」というテーマがあったからこそでしょう。

 

「ゲーム」と「医療」という全く相入れそうにない2つのテーマを合致させ、見事に描ききったエグゼイド。実はこの「ゲーム」と「医療」、結構合っていたテーマなんじゃないかと。ゲームでは「命がやり直せる」、しかし、医療では「やり直せない命を救う」。この命という言葉で繋がっている2つのテーマは、実は「命」というものを描ききるには非常にぴったりなテーマだったのではないかと思うのです。今を生きて、未来につなぐ。医療を通して、「命を未来へつなぐ」ことの大切さ、ゲームを通して「本当にやり直せない命の重さ」、この2つが仮面ライダーエグゼイドが伝えたかった大きなテーマだったのではないでしょうか。

 

次に仮面ライダーエグゼイドのストーリー、回収するべき伏線はしっかり回収し、むしろ「そこを拾うのか!」という部分も拾い、サービス精神旺盛な物語でした。「最終対決は初期フォーム」、「初期設定の復活&活躍」、「1話冒頭やオープニング映像の再現」、「主役と類似した敵キャラとの共闘」、「全ての仮面ライダー共闘」などなど、見たかったものをバッチリ見させてくれて、盛り上がった1年間でした。しかし、最終回を見終え、色んな感想を見ましたが、結構投げやりになってる部分もあるようです。しかし、エグゼイドは伏線をしっかり回収し、テーマを貫いてきたからこそ、その投げやりになったものまでしっかり考察を働かせることができる。提示されたものが多く、その提示されたもので伏線を回収してきたからこそ、あーじゃないかこーじゃないかという議論を、多く提示されたもので行うことができる。つまり、こういう後の考察までも計算して、残った粗は「計算して残した粗」なのではないかと。この計算され尽くされた物語がエグゼイドのストーリーの魅力でした。しかし、エグゼイドのストーリーで多くの人が魅力に感じていたのは、素晴らしいまでの伏線回収とそのストーリーに散りばめられたテーマ性だけではなく、「1話1話の盛り上がり」もじゃないでしょうか。いつもしっかりストーリー部分の引っかかりや、イベントを引き起こし、その都度「これ最終回!?」みたいな疑惑を引き起こし、しかし、しっかりした土台の上にその盛り上がりが乗ってるので「しっかり盛り上がってる」んですね。思い返すとドライブのあの3人ライダーの共闘。あれは僕的にはどうもモヤモヤした部分で、まだライダー同士の関係生が完全に解決しきってない中、共闘してるんですよね。しかし、エグゼイドは全てのキャラクターにしっかりストーリーを配置し、全てをしっかり終結へと向かわせ、その中でしっかり盛り上がりを入れている。そしてその盛り上がりのためにしっかりした「溜め」、「前フリ」がある。その盛り上がりのための「前フリ」と、その肝心の盛り上がりが上手かったなぁと。

 

そして、1人1人のキャラクターの物語がしっかり完結してるんですよね。黎斗の物語はまだ、Vシネマで書かれるのでしょう。ここでは仮面ライダーたちの物語の着地点を書いていきます。

 

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永夢は最初は多くの謎を抱えていて、なぜ仮面ライダーになれたのかという大きな謎を抱えたまま2クール目に突入。ゲーム病にかかっているという永夢最大の謎を最初に提示、葛藤するもパラドとの関係性をしっかり描き、最後にはパラドと共存、共にゲーム病と戦うという着地を見せました。

 

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飛彩は恋人を失ったことを後悔していて、その関係で大我とも対立していました。そして、永夢とも医療に対する考えで対立していましたが、永夢がゲーム病にかかっている事情を知り、その考えが変わっていきます。永夢の人間性に触れ医療に対しての考え方が変わります。ここで永夢との関係性は良好になりますが、壇正宗によって恋人を失ったことへの後悔がどんどん膨れ上がっていきます。その事情で大我は飛彩に自分の想いを残し、重症を負います。飛彩はそんな中、未来のために恋人を失うことを選択。恋人への想いに決着をつけ、大我とも関係を良好にしました。

 

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大我は最初、闇医者として登場。グラファイトとの因縁も匂わせつつの登場でした。しかし、大我の負の想いは大我が「1人で背負い込む」ことによって生まれたものでした。しかし、大我の想いを共有できる者、「西馬ニコ」が登場します。ここから大我は少しずつ1人で背負い込んでいたことをやめ始めます。そして、飛彩のために命を懸け、グラファイトに立ち向かい、そして飛彩と共にグラファイトを倒し、因縁に決着をつけ、飛彩との関係も良好になりました。そして、飛彩の頼みでゲーム病専門医として医者としても復活、最初の状況から1番、ハッピーエンドに近づいた人物ではないでしょうか。

 

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貴利矢は嘘つきの監察医として登場。最初は誰からも信用されず、敵の思惑にも動かされ味方を得られませんでした。が、貴利矢の言っていたことが真実であることを知り、永夢と和解します。しかしゲンムにやられ、ゲームオーバー。死んでしまいます。しかし、リプログラミングなどの技術を残し、残されたドクターたちの信頼を次第に得ていきます。しかし、バグスターとして復活、敵役として登場しますがそれも嘘。「乗せられちゃった?」というエグゼイド史上トップクラスの盛り上がりゼリフと共に味方になります。そして、CRのドクターになり、自分の復活した意味を考え、そしてやり直せた命でこれからの未来を作っていくことにしました。

 

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パラドはバグスターとして登場。初期は正に敵キャラとして、やりたい放題やっていましたが、永夢のバグスターということが判明し、その立ち位置に変化が生じました。人の命を奪い、命を軽く見ていたパラドでしたが初めて命を奪われる側に立ち、「命の重さ」を知ります。そして、永夢に死ぬ寸前まで追い詰められることによって「命」を知り、「命を守り、未来へつなぐ」ために戦うことを決意しました。

壇黎斗はVシネマでまだ物語が展開されるようなので書きませんが、これだけ多くのキャラたちの物語が全て、しっかり何のわだかまりもなく完結してるんですよね。そして、物語がスッキリ完結してるからこそ「盛り上がり所」がしっかり盛り上がってる。なんのモヤモヤもなく、視聴者がスッキリした感情で「きたぁぁあ!!」と盛り上がれるんですね。いやぁ、すごかったなぁ。

 

だけど、やっぱり僕の中で衝撃的だったのはあれだけ多くの仮面ライダーが最後に共闘していたこと。上にも書いたように最初は対立していて、わだかまりしか無く、視聴者も「嫌な奴ばっかだな、今回の仮面ライダーは」と書かれていた人達が、最後の最後、視聴者に良い方向でいじられるようにもなり、わだかまりも無くなり、共通の敵に協力して立ち向かってることに衝撃を受けました。今までの多人数仮面ライダーは結局最後まで敵なやつが多くて、龍騎で言えば「王蛇」、鎧武で言えば「バロン」でしたが、エグゼイドは「クロノス」という最初から完全な敵キャラとして配置されたライダーを除けば、みんながみんな、前の物語でしっかり、キャラとキャラの物語が完結してるからこそ、何のわだかまりも無く、共闘している。ほんとにストーリー運びと盛り上がり所がドンと合致していて感動するんですよね。殺し合いまでしていたゲンムとレーザーまで最後は漫才のようなかけ合い音声が内蔵されたガシャットまで作る始末ですよ。こんなにハッピーエンドな仮面ライダーもそう無いんじゃないでしょうか?もちろん仮面ライダークロニクルによって失われた命はまだ救われていません。広い範囲で見るとビターエンドですが、主人公側の主要人物はみんな生きており、未来のために今を捧げているという主人公側だけで見るとしっかりハッピーエンドですよね。多分最終回後に初めてトゥルーエンディングを見る人は、「あんなハッピーエンドな最終回後にこんな…!?」という衝撃に襲われるかもしれませんが、トゥルーエンディングも結構なハッピーエンドですよね。こんなにハッピーエンドな物語もそう無い気がしますね。

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ということで仮面ライダーエグゼイドの魅力を上げ連ねてきましたがいかがだったでしょうか。結構脈絡のない記事になってしまって反省しております。しかし、自分のエグゼイドに対する想いを脈絡なく零した、偽りなく零したという点では後悔していません。これまでの仮面ライダーシリーズの中で個人的にですが、1番楽しんだ仮面ライダーでした。ちゃんとストーリーを理解して見始めたライダーは鎧武からでした。僕の平成ライダー史は鎧武という衝撃的な始まりで幕を開け、ドライブで平成ライダーの王道を経験し、ゴーストで一旦挫折を味わい、そんな中エグゼイドに出会えたことに感謝しています。思えばこんなにストーリー面で推していた仮面ライダーもあったでしょうか。全ての映画がしっかり物語の根幹に関わっているこの仮面ライダーエグゼイド。今からでも見る価値はありますよ!Vシネマも来年発売されます。トゥルーエンディングから2年後の物語、本編の後日談の後日談となっております。主役以外の全てのライダーの後日談が描かれ、トゥルーエンディング後の全てのキャラクターの「真の終わり」が描かれます。恐らく永夢はドライブのVシネマの進之介のような立ち回りになるのでしょうか?仮面ライダーパラドクスのVシネマではキーキャラクターになりそうです。こうなってくると気になるのは平成ジェネレーションズですね。平成ジェネレーションズはどこの時系列の物語なのでしょうか。上映は冬なのでトゥルーエンディングのビルドとの遭遇から半年後とかそんな感じになりそうですね。恐らく、本編→トゥルーエンディング→平成ジェネレーションズ ファイナル→Vシネマという時系列になるでしょう。本編最後のビルドガシャットも気になるところです。ファイナルステージも忘れずに!エグゼイドの物語はまだまだ終わりません。まだ僕はエグゼイドを追い続けますよ!!

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最後に仮面ライダービルドへの期待を込めて書きます。実はビルドへの不安はこの仮面ライダーエグゼイドに根付いてるんですよね。というのも仮面ライダーエグゼイドで平成ライダーの1つの到達点を見たわけじゃないですか。どうしてもビルドと前作のエグゼイドは比べられてしまう。その時、ビルドがエグゼイドを越える、もしくはエグゼイドと同等の魅力が生まれるのかは正直不安です。しかし、平成ライダーはまだやれるんだとエグゼイドに見せてもらいました。ビルドのこれまでのエグゼイドの乱入、そして、平成最後の仮面ライダー、そしてPR動画で良い意味でも悪い意味でもインパクトは充分だと思います。ビジュアル面では文句無し、ストーリー面に不安があるビルド。しかし、今のところエグゼイドの物語への乱入にしても時系列に矛盾は生じていません。この1つの到達点ともいえるエグゼイドから、平成ライダー最後というバトンを渡され、ビルドがどういうスタートを切り、どういうゴールを迎えるか楽しみです。ビルドへの悪い印象がネットにはびこる中、僕はとても楽しみにしていますよ。

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以上、総括記事でした。エグゼイドを途中挫折、つまりノーコンティニューでクリアできなかった人はほぼほぼいないのではないでしょうか。この1年間ノーコンティニューで楽しめました。ありがとうエグゼイド!さよなら!そして初めましてビルド!よろしくなビルド!

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さあ!実験開始だ!

 

※追記

トゥルーエンディングはテレビ本編直後のお話だそうです。エンドクレジットの後のビルドとのやり取りが、トゥルーエンディングから1年後の話だそうです。つまり、ビルドはエグゼイドの1年後の物語であり、平成ジェネレーションズのエグゼイドのキャラたちは1年後の姿である可能性が高いですね。でもやっぱりビルドがエグゼイドを1年間探し続けていたという苦労は変わりません。あのエンドクレジット後のやり取りで1番気になったのは、ビルドがエグゼイドの成分を採取したことにより、エグゼイドの変身が解かれ、永夢の姿に戻りました。エグゼイドへの変身能力がどうなったのかが気になります。そこも平成ジェネレーションズで明らかになるのでしょう。テレビ本編終了後もエグゼイドは全く、油断させてくれませんね。