たけブログ

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仮面ライダービルド総括 〜Be The One〜

どうも「たけ」です。

 

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最悪だ…。ビルドが終わるなんて…。ついに仮面ライダービルドが最終回を迎えました。最終回を見た人ならわかると思いますが、前年のエグゼイドが美しいハッピーエンドを迎えたのに対し、ビルドは「桐生戦兎」と「エボルトの遺伝子を持ったA世界の万丈龍我」だけが記憶を引き継ぎ、それ以外の全ての人たちがビルドの物語の記憶を忘れるというビターエンドになりました。ハッピーエンドを願ってやまない僕でしたがこのエンドならなんなく受け入れることができます。記憶が無くても生きていてくれてるだけで充分なんです。そして桐生戦兎には万丈龍我が、万丈龍我には桐生戦兎が、互いに互いを証明してくれる相棒が1人いるので僕はこれもハッピーエンドの1つなのではないかと勝手に思ってます。

 

色々言っていきたいことがありますが、まずは仮面ライダービルドの1年間を振り返っていきたいと思います。

 

1年間の軌跡

仮面ライダービルドが初めて発表され、YouTubeでPR動画を見た時から僕の中でビルドの物語が始まりました。エグゼイドと違い、王道なかっこいいビジュアル、謎が謎を呼ぶミステリーなストーリー、記憶喪失で天才物理学者という謎めいた主人公、それとタッグを張るであろう万丈龍我。1年前、僕は仮面ライダーエグゼイドがあまりにも面白すぎてこのエグゼイドという高い壁を乗り越えられるのか、それかエグゼイドと同等まで迫れるのか、エグゼイドで上がりすぎたハードルに応えてくれるのかという不安がずっと心の中にありました。それを見事に覆してくれそうなビルドの可能性に興奮した覚えがあります。

 

そして第1話。素晴らしい出来栄えの第1話で拍手喝采でした。2話から他の仮面ライダーにはない、漫才のようなやり取りでメタネタをも混ぜ込んだ「前回のあらすじ」が導入されます。そして3話からスタークの登場。この時はまだナイトローグがボス感を漂わせていた頃なので、幹部格の良くて2クールぐらいで退場するだろうぐらいにしか思ってませんでしたが、まさか最後まで圧倒的な強さを誇るエボルトだとは思ってませんでしたよ…。

そもそも最初の頃は最後に宇宙規模の戦いを繰り広げますが、最初は宇宙要素と言えば火星からきたパンドラボックスぐらいで、こんな他の次元の地球も巻き込んでしまうような壮大な物語になるとは思ってませんでした。

そして戦兎は葛城巧だということがわかり、龍我に戦兎という人格を肯定され、戦争編に突入します。子供番組で戦争を題材にするのはすごいなと思いました。ここで大人気キャラの仮面ライダーグリス、猿渡一海29歳独身が登場します。カシラは三羽ガラスと共に現れ、その圧倒的なキャラクターで最後まで大活躍でした。カシラの役者に武田航平さんを抜擢した大森プロデューサーはほんとにすごいと思います…。

そして仮面ライダーローグも登場。あまりのビジュアルのかっこよさに興奮しました。それと同時に幻さんの辛い境遇も明かされました。最後はギャグキャラとしても活躍し、明るい幻さんになって本当に良かったです。最後の新世界では紗羽さんから真面目に取材を受けていましたね。良かった…。

戦争編が終わり、ついにエボルトの戦いに突入します!途中、万丈がエボルトに乗っ取られたり、戦兎の人格が葛城巧になってしまったりと苦難もありましたが、戦兎や万丈、その他の仲間の力で乗り越えていきました。そして最後に新世界を創造し、エンド。

最初から記憶喪失という結構な境遇からスタートした桐生戦兎でしたが、その中で「空っぽの作られたヒーロー」だということが明かされ、何回もその存在を否定されてきた桐生戦兎が、存在を肯定してくれる仲間と出会い、新世界でついに桐生戦兎という存在を確立できたこと、本当に良かったと思います。

 

冬映画と夏映画

仮面ライダービルドは春映画は無く、冬映画と夏映画の2本が仮面ライダービルドの映画として作られました。

まずは冬映画「平成ジェネレーションズFINAL」。平成が終わる、ということで制作されたこの映画。なんと前年の平成ジェネレーションズに続き、豪華なレジェンドライダーたちが登場しました。前年の仮面ライダーエグゼイド、平成ジェネレーションズに引き続き登場してくれた仮面ライダーゴースト、平成ジェネレーションズに登場できなかったもののFINALで出演を果たしてくれた仮面ライダー鎧武、もう客演は無理かと言われていた仮面ライダーフォーゼ、そしてFINALで新たな物語が紡がれた仮面ライダーオーズ。豪華なレジェンドライダーと共に紡がれるのは「仮面ライダーとは何か」という物語。その物語を仮面ライダーになりたての万丈龍我、仮面ライダークローズの視点で展開しました。この映画で示されたパラレルワールドの存在が最終回の鍵になるとは…。

 

そして夏映画。仮面ライダービルドの集大成となる「仮面ライダービルド Be_The_One」ですね。未だにBe The Oneを流してほしかった気持ちはありますが、とにもかくにも最高な映画でした。45話と46話の間の物語であり、仮面ライダービルド1年間を総括したような映画でした。1年間をかけて描かれてきた戦兎と万丈の絆、戦兎と美空や他の仲間たちとの絆、仮面ライダーとは何か、ラブアンドピースとは何か、そして桐生戦兎とは誰か。桐生戦兎という平成ライダーの中でも屈指のとんでもない境遇の主人公が1年間の中で出した答えとは。空っぽだからこそそこにはかけがえのない仲間たちとの絆が詰まってる。仮面ライダービルドの面白さを全て詰め込んだ物語でした。

 

ストーリーについて

ここからは色んな面から仮面ライダービルドを見てみようかと思います。まずはストーリーから。

1年間を通して色んな意味でサービス精神旺盛な物語だなぁと思いました。序盤から伏線を散りばめながら個性的なキャラクターのかけあいで物語を進めていく。一般ドラマをたくさん書き上げてきた脚本家らしく、仮面ライダーらしくない、というか平成2期らしくない会話で織り成すギャグが印象的でした。丁寧に伏線を回収していく中で「ん?」と思うようなこともありました。ほとんどが敵に仕組まれていたことであり、敵あまりにも頭良すぎない?とか。それでも「エモい」展開でそれを帳消しにする圧倒的パワーがあったように感じます。その中で1番印象に残ったのは「伏線としては展開されなかった場面もあとから伏線として回収していくところ」です。1番わかりやすい例でいうと、最後の「前回のあらすじ」はメタネタが頻繁に使われてるがこれはアリなのか、というところに答えを出して回収してしまったところですね。他にも恐らくですが、今まで戦ってきたスマッシュが戦兎と龍我の関係者であるが1番最初に戦ったスマッシュは関係者では無かった、とか、最初に使った密航船がまた鍵を握っている、とかですね。これも使ってやろう、あれも使ってやろうというハングリー精神というか。こういうことをすることによって視聴者が仮面ライダービルドを最初から見たくなりますよね。恐らくこれ、最初は設定されてなかったと思うんです。でも物語を展開していく中で驚きを提供したいという制作陣のサービス精神が起こしたのがこういうことに繋がったのではないかなと。恐らくですけどね。バクマン。の「1話完結じゃない1話完結」のお話と似てますね。(最初は伏線ではなかったことを伏線に仕立て上げ、これまでの物語を見返したくなり、これからの展開も見たくなるような1話完結のこと)でもこれによって本当にあの展開がここに繋がるのか!と驚いたし、最初から見返したくなったのは間違いありません。良い意味でずるい作り方をするなぁといった印象でした。

 

キャラクター・キャストについて

ストーリーについても力を入れてるなという印象でしたが、エグゼイドより力を入れてるなと感じたのはキャラクターでした。まず主人公からして最初から「記憶喪失の天才物理学者」という個性的なキャラクターでしたが、そこから「顔を佐藤太郎に変えられた葛城巧」であり、今の人格やヒーローとして戦っている環境は全て作り出されたもの、という重い境遇のキャラクターになりました。夏映画でもこの境遇にスポットライトが当てられ、戦兎が万丈と出会ったのも、ネットを活用してスマッシュの位置情報をゲットしていたことすら全て仕組まれていたことだと、これまで歩んできた道のりほぼほぼが敵の手のひらの上だったというとんでもないことにもなりましたが、それでも正義のためにヒーローとして戦っていたのは他でもない戦兎自身の意思であり、仲間たちと創り出した絆は他でもない戦兎自身が積み上げたものでした。そして新世界で存在を確立する、という桐生戦兎としてはハッピーエンドを迎えられたのではないでしょうか。

次に万丈龍我。万丈は戦兎と違って運動会系の愛すべきバカで、現状を全く理解できておらず、感情に流されず状況的に正しい判断をしている戦兎に突っかかったりもしました。しかしそれでも仲間を想う心は人一倍あり、最初は仮面ライダーとして何のために戦うか悩んだりもしていましたが、「自分が守りたい人のために戦い、自分が守りたい人が守りたいものも守る」という答えを見つけ、そして最後には仮面ライダーの1人としてラブアンドピースのために戦い抜きました。その中でもやはり切り取るべきは「戦兎と龍我の絆」でしょう。最初は憎まれ口を叩き合う仲でしたが、万丈は自分を正しい方向へ導いてくれた戦兎を信じて戦い抜き、戦兎は共に戦いをくぐり抜けてきた相棒として万丈を認め、最後の新世界では戦兎だけが万丈を、万丈だけが戦兎を覚えている状況になり、どこまでも「桐生戦兎と万丈龍我の絆」を描いた物語だったなと思います。

そしてヒロインの美空。不思議な力を持ったツンデレタイプかと思いきや最後は仲間のことを第一に考え、ベルナージュの力を使ってサポートしながらどこまでも仮面ライダーたちのことを想っていた最高のヒロインでした。エグゼイドのポッピーピポパポはバグスターとしての知識とその手際の良さ、そして仮面ライダーポッピーとしてサポートをしていきましたが、美空はベルナージュの不思議な力はありながらも、最後の最後まで「仮面ライダーたちを信じる」、「仮面ライダーたちの迷いを聞いて、答えに繋がる道しるべを示す」本当にヒロインらしい役どころでしたね。

次は石動惣一でしょうか。エボルト、スタークと色んな姿を持ち合わせたキャラクターでしたが、今思うと最初から胡散臭さは全開でしたね(笑)。全てが彼の掌の上だった、仮面ライダービルドの物語を作り上げたのは実は脚本家の武藤さんではなくエボルトだったんじゃないかと思うくらいには、自分の思うようなシナリオにことを運んでいたキャラクターでしたが、その妖艶な声とキャラクターで最後まで圧倒的に物語を牽引していましたね。まさか本当の惣一が寝込んだままだとは思いませんでしたが…。

次は紗羽さん。紗羽さんは最初の方にスパイだということが明かされ、改心するもまたもスパイだよという展開になり、そこから実は逆スパイだったよとどんでん返しを繰り広げたキャラクターでしたね。その情報収集能力は戦兎たちの大きな力になっていたのではないかと思います。結局最後まで情報をどこから得たのかはわかりませんでしたが明らかになる日は来るんでしょうかね…。

次は猿渡一海。仮面ライダーグリスとして戦争編から登場しました。その圧倒的カリスマ性と男らしさ、そしてネットアイドル「みーたん」の大ファンだという愛らしい一面もあり大人気のキャラクターでした。2回目ですけどこのキャラクターに武田航平さんを抜擢した大森プロデューサーは本当にすごいと思いました。このキャラクターの魅力は武田航平さんしか出せませんよほんとに。三羽ガラスとのかけあいの面白さは本当にすごくて、仲間を想う気持ちは人一倍、ラブアンドピースのために命をかけて戦い抜いたその男らしさは同じ男としてとても憧れます。アドリブもすごかったらしいですね。アドリブかな?という場所を見つけるのも楽しかったです。

次に氷室幻徳。最初から登場していながら4号ライダーという異色の立ち位置でした。今思えば最初からホテル発言など、ギャグキャラとしての片鱗はあったように感じますが最初はナイトローグとしてかっこよく暗躍していました。スタークにやりたい放題やられながらも許すその寛容さっぷりには頭が下がります。そして辛い境遇を経て仮面ライダーローグとして再登場。この時点で幻さんの良い人化は済んでいましたが、東都の復讐のためだと自分に言い聞かせ戦っていました。そしてエボルト編では首相である父さんが死んでしまい自分が犯した罪に葛藤しながらも、ラブアンドピースな国を創るために戦い抜きました。最後の最後に、最初からナイトローグとブラッドスタークとして因縁があり、好き放題やられてきたエボルトに一矢報いて死んでしまいます。新世界では真面目な人になっていて、お父さんとの関係も良好でしたね。

最後に内海。最後までブレブレのキャラクターながら、難波チルドレンとして色々なスパイ術を学んでいたからという設定でブレブレさをもパワーにしていたようなキャラクターでした。サイボーグいじりからのまさかの本当のサイボーグという展開には衝撃を受けましたが、難波チルドレンとしての芯はあったように感じます。

振り返ると本当に個性的なキャラクターばかりでしたね。だからこそこんな楽しい1年が過ごせんたんだなと改めて思います。

 

そんな個性的なキャラクターを演じ切ったキャスト陣の演技がほんとにすごい!大森プロデューサーが自ら、セリフのかけあいで作られるギャグシーンが成り立つくらい(演出で演技力をごまかす必要が無いくらい)の演技力高めのキャスト陣を集めたというだけあって、とても感情移入してしまう演技をしていました。演技経験のある犬飼くんや赤楚くん、武田さんはもちろんのこと、すごいなと思ったのは美空役の高田夏帆さん。あんなに美空というキャラクターに感情移入して涙ながらに仮面ライダーたちを支える姿は本当に胸にきましたね。

 

仮面ライダーについて

最後は目玉となる仮面ライダーにもスポットを当てましょう。

仮面ライダービルドは、歴代でも史上最多のアイテム(恐らく)となるフルボトルを使い分けて戦うという、中々に販促事情に縛られた戦い方をしました。ただ、このフルボトルのベストマッチの秘話がとても重かったり、フルボトル60本でパンドラボックスが開いたりとバトル以外ではかなりの活躍を見せましたね。仮面ライダーダブルのメモリの要素が多くなったバージョンなのでもうちょっと天才物理学者の天才さを見せて、60本のフルボトルを使い分けて戦う戦闘シーンが見たいなとも思いましたが、やっぱりそのビジュアルのかっこよさは平成ライダーでも上位に入るんじゃないでしょうか。ハザードフォームとかすごいかっこいい!

仮面ライダークローズは、フルボトル1本の力を最大限まで引き出した仮面ライダージョーカーのような設定の仮面ライダーでした。その登場するまでの過程、ビジュアルのかっこよさ、なによりドラゴンをベースにしてるのが男心をくすぐるというかなんというか…。基本フォームがクローズチャージ、クローズマグマと変わっていくのも面白かったですね。

仮面ライダーグリスは、もはや仮面ライダーとしてではなく、カシラとして語りたくなってしまいます!そこを我慢して仮面ライダーとして語りますが、とりあえず金色をあそこまでゴージャスにかっこよく仕上げたのはすごいです。あの基本フォームで最後まで戦い抜くのかと思いきや、最後の最後のブリザードは燃えましたね。いやでも使わないでほしかったなぁ…。

仮面ライダーローグは最初からレギュラーだった幻さんが変身した4号ライダーという異色の立ち位置ですが、そのあまりのかっこよさにメットの後ろに「割れ物注意」のシールを貼られたのは有名な話ですね。ワニをモチーフにしてあそこまでかっこよくなるかと思いました。紫っていうのがまたいいですよね。うんうん。

仮面ライダーエボル。仮面ライダーエボルのビジュアルもほんとにかっこよかったです。ビルドは本当にビジュアル面が最高で、スーツアクターの方のエボルトらしさ全開の演技には本当に惹かれましたね。ただフェーズ2、フェーズ3と見た目的に弱くなってそうには感じましたが…。

そして仮面ライダーマッドローグ。あの内海が変身するのは感慨深かったですね。エグゼイドでいうところの仮面ライダーゲンムのような、独特な動きの戦い方をしていました。最後の最後で味方になって死ぬという王道な展開も見せましたね。上の5人の仮面ライダーとはまた違うかっこよさがありました。

 

最後に

仮面ライダービルドは本当に視聴者に驚きと熱さと切なさを与えてくれました。戦争という子供番組での過酷な設定や、主人公の重い境遇、そして宇宙からの強大な力の襲撃。そんな大きな困難に迷って悩みながらも立ち向かっていった仮面ライダーとその仲間たちは本当にかっこよかったし、その中で別れもあって最後の最後には戦兎と万丈以外、誰もその戦いを覚えてないという切ない終わり方をしました。それでも仮面ライダーたちの物語は視聴者に勇気と希望、愛と平和を与え続けてくれたのではないかと思います。いつか、新世界の仲間たちがこの物語をもう一度思い出してくれたらいいなぁなんて思いつつ、仮面ライダービルドの次の戦いを待ちたいと思います。

次のビルドの戦いは平成ジェネレーションズForever!平成最後の平成ジェネレーションズとなる今作ですが、一緒に戦うのは平成最後の仮面ライダーであり、平成20周年20作目の仮面ライダージオウ!テレビ本編でも出会うことになるビルドとジオウですが、今作ではどんな戦いを繰り広げてくれるのでしょうか。戦兎はソウゴに先輩ライダーとして何を伝えていくのか。そして、今回共に戦ってくれるレジェンドライダーとは。そして、Vシネマも忘れちゃいけません。「仮面ライダークローズ」!ビルドの最後は戦兎の相棒として共に戦った万丈の物語で幕を閉じます。クローズで終わるという綺麗な幕切れですが、どんな物語になるのか楽しみですね。平成ライダー最後の夏にとんでもない熱さを提供してくれた仮面ライダービルドは本当に最っ高だ!!と思います!驚き、熱さ、切なさが「1つになった」仮面ライダービルド!物語中の誰もビルドの戦いを覚えていなくても、僕たちは覚えています。もし僕らが住んでるこの地球が仮面ライダービルドが創り出した新世界だとしたら…なんていう妄想もはかどる最後でしたが、ビルドのいないこの地球で明日を創っていくのは自分自身なんですね。僕らも愛と平和を胸に、素晴らしい明日を創っていきましょう!仮面ライダービルドは最っ高だ!

 

それではみなさん最後に

 

Be The One!!