たくあんブログ

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【ネタバレ注意】グリッドマン・ユニバース 感想

やっと見てきました。「グリッドマン・ユニバース」(以下「グリユニ」)。アニメのグリッドマンシリーズには前々から興味があり、見る機会を伺ってたんですけど、「グリユニ」の評判があまりにも良くて、今見るしかない!と。そこでグリッドマン、ダイナゼノンと計24話を一気見し、映画館に駆けつけ無事満足して帰ってきました!早速感想を書いていきたいと思います!

 

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とはいえ、自分で言語化できないくらいあまりにも満足してしまって。この映画に期待してたものを100点で叩きつけられるのではなく、それをさらに超えた100億点のグリッドビームをくらわされて、最高の映画体験をしました。

まず、グリッドマンではない裕太を見れただけで100点なんですよね。TVシリーズだと全編にわたって裕太はグリッドマンそのものであり、素の裕太は一切描かれなかった。しかし、映画ではついに素の裕太が描かれるんです。裕太がグリッドマンに選ばれた理由はTVシリーズだと深く語られず…といった感じだったんですが、今回の映画での素の裕太の使命への責任感の強さ、ブレない芯の強さ、自分が犠牲になろうとも世界を救おうとする勇気など、この部分を見込まれてグリッドマンに選ばれたのかなと感じさせるくらい魅力的な主人公でした。

そして、映画ではTVシリーズでうやむやになっていた裕太と六花の恋模様も決着します。あの甘酸っぱさは本当に最高でノスタルジックな体験でした。高校時代に戻りたい…。

 

ダイナゼノン組も魅力的なムーブを見せていました。新世紀中学生のレックスとして活動するガウマさん。ガウマさんとヨモギたちの再会からしてもう最高なんですよ。少ない言葉で分かり合うガウマ隊の絆や、あのわちゃわちゃ感は何度見てもほっこりして良いなぁと思いますね。

よもぎくんはダイナゼノン組の代表として後半はグリッドマン組と一緒に行動するわけですが、しっかり怪獣使いとしての実力を発揮した活躍もあり、グリッドマン組メインのこの映画でもしっかりダイナゼノン組の個々のキャラの魅力が発揮されてたのも良かったですね。

そしてよもゆめですよ!よもゆめ!ここの青春感も言語化できない良さがありまして…。ぜひ劇場で見ていただきたい。

 

アンチくんや2代目、ゴルドバーンもしっかり登場します。このアンチの活躍が最高すぎて!グリッドマン時代のアンチも出ながら、敵の策略を裕太たちに教えて話を動かす役割を果たし、さらにグリッドナイトとしてももちろん活躍します。ダイナゼノンのアンチはグリッドマン時代の面影をあまり見せませんでしたが、グリッドマンと会った際には「グリッドマンを倒すことが自分の宿命」と言い放ち、グリッドマン時代から地続きなことを伺わせます。ここがすでに最高。そして、後半、敵にやられ新世紀中学生に救われるグリッドナイトですが、敵を倒したグリッドマンを倒して「かなわないな…。」と言い放つんです。ここ!ここが最高!主人公のライバルがついに主人公を認めるという展開はどうしたって心が熱くなってしまいますよね!

 

そしてこのシリーズにおいて重要な意味を持つ新条アカネ。この再登場があまりにも最高なんですよね!そもそもアカネがグリッドマンの世界を出ていき、外の世界へ踏み出すまでのお話がグリッドマンだったので、安易に再登場されたら興醒めしてしまう。それはそれとして、やはりグリッドマンは裕太、内海、六花、アカネの物語だったのでアカネを見たい。そんな相反する2つの感情を同時に大正解する展開に心底ウルウルときてしまいました。そんなアカネがどうやって戦うのかというと、それはTVシリーズでラスボスとして君臨したアレクシス・ケリブ!これがまた最高なんですよね!自分の野望を見事に打ち破ったグリッドマンを助け、そしてグリッドマンたちの考えを認めながら消えていく…。これでアガらないわけがないんですよ。宿敵との共闘はただでさえアガるのに、そこにTVシリーズを踏まえた展開を持ってくるのがまたアガるわけです。(ダメ押しで内海の「最高の友達だ!」のセリフも最高!)

そして、アカネとアンチの会話もあるわけですが、ここの会話も最高です!ぜひ見ていただきたい!

 

自分が最も期待してた点としては、やはりTVシリーズの主題歌を背に戦うグリッドマンとダイナゼノンの画だったんですよ。TVシリーズでも印象的な使われ方をしていた主題歌。TVシリーズを見る上でも語る上でも欠かせないこの主題歌をぜひ!劇場で流し!それを背に大迫力の戦いを繰り広げてほしい!

この願いを100億点満点で叩きつけてくれます。この映画。恐るべし。インパーフェクト、UNION、そしてUniverseと主題歌を流しながら繰り広げられるバトルは本当に最高の連続でした。

 

ストーリーの理屈が少しわかりづらい場面もありましたが、大筋は理解できるのであまり引っかからずに見れました。気になる点はそれくらいでしょうか。

制作者の方々からのサービス精神が旺盛でそれだけで満足できるものを、しっかり調理してさらに美味しくし、叩きつけてくれる今回の映画は本当に最高の映画でした。自分の言語化能力ではこれが限界の言語化ですが、まだ見てない人はぜひ見ていただきたい!今からアニメを全部見てでも見る価値あります!

何回でも言いますし、あまりにもくどすぎますが、本当に100億点満点の最高の映画でした!!!グリッドマン、ダイナゼノン、ありがとう!!!!続編まじで待ってます!!!!